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彗星も いろいろ...

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彗星も いろいろ...

今年は、彗星の当たり年だそうだ。
3月には、パンスターズ彗星。
11月には、アイソン彗星の大接近があるという。
特に、アイソン彗星は、満月と同じくらいの明るさになるという予測もある。
この二つは、非周期彗星と呼ばれる彗星だが、
一般的に良く知られる彗星としては、『ハレー彗星』だろう。
76年の周期を持っているそうだ。
先回、現れたのは、記憶も薄れ加減の1986年のこと。
この彗星、期待したほどの輝きもなく、
ほうき星らしい長い尾も肉眼では見ることができなかった憶えがある。
その前に現れたときは大変だったようだ。
ドイツのハイデルベルク天文台のマックス・ヴォルフ博士によって、
地球に大接近するのは、1910年5月19日午前11時と計算され、
その日時が、世界を駆け巡り、大いに注目を浴びることになった。
ただ、観測や物見遊山ではなく、
いよいよ地球最後の日という気持ちで見守っていたようだ。
通説では、大接近のときに地球が彗星の長い尾のまん中をくぐることになるので、
シアンやアンモニアの毒をかぶることになると言われたり、
大気がすべて奪われることになると終末論が盛んに叫ばれていたようだ。
内田百閒氏は、当時、旧制六高の3年生で、
仲間とともに洋食屋で(最後の晩餐として)カツレツを食べ、ビールを呑んで、
地球の終わりを意味する、運命の11時を待ったという。
何も起こらない?!
と思ったそうだが、午前と午後も間違えていた。
76年には、遠く及ばないが、元陸軍伍長の横井庄一さんが日本の地を踏んだのは、
41年前の2月2日のことだった。
戦争が終結しても、グァム島のジャングルの中に28年間、潜み続けていた。
「恥ずかしながら、帰ってきました」
と語った言葉は、人々の印象に残っている。
最近、帰って来たと言えば、安倍首相。
以前は、所信表明演説の翌々日に退陣表明というのがあり、投げ出しとも言われ、
責任を問われるところもあり、
まさに「恥ずかしながら、帰ってきました」というところだろう。
首相に復帰してより、今までのところは支持率も伸び、
無難にこなしているというところだ。
さて、この人、束の間、夜空を照らすだけの彗星となるのか、
輝く星となるのか、しばらく観測しておくとしよう。
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